【学 名】 | Saponaria officinalis |
【分 類】 | ナデシコ科・サボンソウ属 |
【別 名】 | サボンソウ・バウンシングベッド |
【種 類】 | 多年草 |
【草 丈】 | 40~90cm |
【原産地】 | ヨーロッパ・アジア |
【精油成分】 | サポブラニン、サポナリン |
ソープワートの特徴
その名の通り、石鹸やシャンプー
ソープワートの属名サポナリアはラテン語の石鹸からきた言葉で、英名も和名も「泡」を意味しています。
葉・茎・根を30分ほど煮出した液を、石鹸やシャンプー代わりに使用しますが、根には有毒な成分も含まれているので、子供などが飲み込まないように注意してください。
根にサポブラニン、葉にサポナリンを含み、去痰、発汗薬にします。
地下茎を掘り起こして乾燥させたものをサポナリア根と言って、かつてはヨーロッパで石鹸として使われていました。
根を液体にしたものは、古い貴重な織物を鮮やかによみがえらせるので、現代では博物館で織物の洗浄用に使われています。
茎はやや多汁質で節があり、葉は対生して楕円状披針形か長円形、両端は細まり長さ10~15cmになります。
花は、6、7月ごろ密な集散花序に付き、花冠は白色または淡桃色で径2.5cmぐらいになります。
ソープワートの育て方
土質は中性~アルカリ性が最適
日当たりのよい場所と水はけが良く湿り気のある肥沃な土を好みますが、どちらかというと中性~アルカリ性の土が適しています。
ソープワートは繁殖力が旺盛で、よく根を張り大きな株になり、育ちすぎるほどなので、コンテナ植えの場合は深めの容器を選びましょう。
繁殖は種子か株分けによりますが、こぼれ種でもよく発芽します。