【学 名】 | Tropaeolum majus |
【分 類】 | ノウゼンハレン科ノウゼンハレン属 |
【別 名】 | キンレンカ、インディアンクレス |
【種 類】 | 一年草 |
【草 丈】 | 20~60cm |
【原産地】 | 南アメリカ |
ナスタチウムの特徴
和名はキンレンカ
ナスタチウムはペルー、コロンギア、ブラジル原産の一年生の蔓性植物で、属名のトロパエオルムはギリシャ語のtropaion “トロフィー”という意味で葉を盾、花をヘルメットに見立てています。
また、原産地の住民が葉をクレッス(フランス語でクレソン)のように食用にしていたのでインディアンクレッスという名を付けられました。
ナスタチウムの茎はやや肉質で軟弱、葉は長葉柄があって、葉身は円形、径10センチくらい、葉縁は波状になり葉柄は盾型に付いて「ハスの葉状」になります。
夏から秋にかけて葉腋から出る長い花梗上に、5弁で径6センチ前後の赤色か黄色花を付つけます。果実は3裂します。
花や葉はサラダにどうぞ
ナスタチウムの花や葉には、さわやかな辛味があり、をサラダやサンドイッチなどにして食します。
ビタミンCや、鉄分などが多く含まれ、強壮作用があると言われています。
ナスタチウムの育て方
○種は一晩水につけてからまく
種は、一晩水につけてからまくと、よく発芽します。
挿し木は、夏、長く伸びた茎の花の付いていない部分を切り取って挿す、という方法もあります。
極端な暑さ寒さが苦手なので、夏は乾燥しきらないように注意し日差しのあたらない明るい日陰となる涼しい場所で管理しましょう。
冬は霜に当てないよう気をつけます。
☆混植
リンゴの木、ブロッコリー、ジャガイモ、キャベツなどと混植すると効果があります。