【学 名】 | Humulus lupulus |
【分 類】 | クワ科・カラハナソウ属 |
【別 名】 | セイヨウハラハナソウ |
【種 類】 | 多年草 |
【草 丈】 | 6m |
【原産地】 | 北半球の温帯 |
ホップの特徴
ビールの原料
紀元1世紀のローマの博物学者プリニウスによれば、ホップは 当時の庭園の植物として、また野菜として一般的でした。
春にはわき芽が市場で売られ、アスパラガスと同じように食べていました。
しかし、8世紀ごろにはもっぱらビールの殺菌剤、保存料、風味付けとして全ヨーロッパで広く使われるようになっています。 今では、安眠枕の材料や茶色の染色の染料として用いることもあります。
ホップは雌雄異株で、蔓状にほかの木や植物に絡みながら成長し、 高さは6mにもなります。
茎も葉もざらざらとしていて、鋸歯状の3~5つに分かれた葉が対生し、雌花はかさの大きな花をつけ、雄花は目立たない薄黄色の花です。
ホップの育て方
支柱やワイヤーを張ってつるを誘導する
よく日のあたる場所から、明るい日陰となる場所でよく育ち、水はけがよく湿り気のある土が適しています。 寒さに強くとても丈夫で、冷涼な気候を好みます。
支柱やワイヤーを張ってつるを誘導して、ほかの植物を覆わないようにするとよいでしょう。また、混植すると、ジャガイモの害虫を防ぎます。