問241~260 アロマテラピーの歴史
問241
- 「香りの精神科の臨床例としては、世界初」といわれる研究をした人物を次の中から1つ選びなさい。
- ①ロベスティ
②ガット・フォセ
③カヨラ
④鳥居鎮夫
問242
- アロマテラピーはホリスティックな観点から捉えるという考え方をするが、以下の記述のうち間違っているものをひとつ選びなさい。
- ①身体に起こったトラブルをその部分だけの問題として捉える
②イギリスのアロマテラピーをホリスティック・アロマテラピーと呼んでいる
③心を含めて全体的な問題として捉える
④「ホリスティック」は「全体的」などと訳される
問243
- 古代エジプト時代の「植物の利用され方」で誤っているものを1つ選びなさい。
- ①一般市民に至るまで、公衆浴場内で香油として体に塗られていた
②ハーブオイルやハーブティなどの浸剤として利用されていた
③ミイラ作りには、防腐効果のある乳香や没薬などが利用されていた
④薫香として利用されていた
問244
- 新約聖書でキリスト誕生時に捧げられたとされるものを、次の中から選びなさい。
- ①乳香・没薬・黄金
②乳香・サンダルウッド・黄金
③セージ・没薬・白檀
④フランキンセンス・ミルラ・白檀
問245
- 「医学の祖」といわるのは次のうち誰か。
- ①テオフラストス
②ガレノス
③ディオスコリデス
④ヒポクラテス
問246
- 「医学の祖」といわれるヒポクラテスについて、次の中から正しいものを1つ選びなさい。
- ①バラ好きで有名だった ②精油の蒸留法を確立した ③迷信や呪術を否定し、現代に通じる医学の基礎を築いた ④「医学典範」を著した
問247
- 次の組み合わせで正しいものを1つ選びなさい。
- ①プリニウス:「植物誌」
②ガレノス:「博物誌」
③ディオスコリデス:「マテリア・メディカ」
④テオフラストス:「薬物誌」
問248
- イブン・シーナについて、次の中から誤っているものを1つ選びなさい。
- ①980年ごろプラハ近郊に生まれた
②彼の著した「医学典範」は17世紀ごろまで西欧の医科大学で教科書として使われていた
③アリストテレスの弟子だった
④錬金術の技法から精油の蒸留法を確立し、治療に応用した
問249
- 「香水の元祖」といわれ、また「胃薬」としても用いられたものを1つ選びなさい。
- ①ハンガリー水
②リキュール
③ローズマリーウォーター
④ケルンの水
問250
- 「現存するものはすべて必然的である」という存在論を展開した人物を次の中から1つ選びなさい。
- ①ヒポクラテス
②アリストテレス
③ディオスコリデス
④アビセンナ
問251
- 錬金術について次の中から正しいものを1つ選びなさい。
- ①キリスト教世界では、肯定的に受け入れられ大きな発展をみた
②現代では「医学」の前駆的な役割を果たしたと解釈されている
③錬金術は、イスラム世界アラビアでは黒魔術的とされ、否定された
④精油の蒸留法は、錬金術の技術の中から発明された
問252
- 次の組み合わせのうち誤っているものを1つ選びなさい。
- ①「医学典範」:イブン・シーナ
②「マテリア・メディカ」:ディオスコリデス
③「カノン」:アビセンナ
④「植物誌」:プリニウス
問253
- 次の説明に関連するものを1つ選びなさい。
「400近い植物彩画を含む491枚の洋紙から成っている『ウィーン写本』で有名」 - ①「医学典範」
②「博物誌」
③「薬物誌」
④「植物誌」
問254
- 「マテリア・メディカ」と並んで有名な東洋の薬草学書を次の中から1つ選びなさい。
- ①「本草網目」
②「リグ・ベーダ」
③「医学典範」
④「神農本草経」
問255
- ハンガリアンウォーターについて正しいものを次の中から1つ選びなさい。
- ①アルコールが使われた
②とても効果があり「すばらしい水」と評判だった
③修道僧が、エリザベート一世のためにローズを主体にして作った痛み止め薬
④世界最古の香水で1742年に登録商標になった
問256
- 「オーアドミラブル」について誤っているものを次の中から1つ選びなさい。
- ①ドイツ人によりイタリアで作られた
②香水としてだけではなく胃腸薬としての役割もあった
③後に「ケルンの水」という名で引き継がれた
④後に「オーデコロン」として商標登録された
問257
- もっとも古い年代の書物を次の中から1つ選びなさい。
- ①「神農本草経」
②「リグ・ベーダ」
③「ヒポクラテス全集」
④「マテリア・メディカ」
問258
- 次の選択肢の中から誤っているものを1つ選びなさい。
- ①ルイ14世は、グラースで香水産業を育成させる政策をとった
②16~17世紀に、イタリアやフランスで柑橘系の植物から香料が作られ始めた
③香水に天然の香料ではなく、今のように合成香料が使われ始めたのは、18世紀の終わりごろである
④当時は、液体の香水ではなく「においつきの皮手袋」として流行した
問259
- アロマテラピーの歴史の中で誤っているものを次の中から1つ選びなさい。
- ①精油蒸留法は、十字軍の遠征によりヨーロッパにもたらされた
②「サレルノ養生訓」は、ヨーロッパ全土には広まらなかった
③イブン・シーナの精油蒸留法の確立はアロマテラピーにとって大きな影響を与えたといえる
④フランスとイギリスでは、別の形でそれぞれアロマテラピーが発展した
問260
- 次の組み合わせで誤っているものを1つ選びなさい。
- ①モーリス・ガットフォセ:ラベンダー
②ジャン・バルネ:「ジャン・バルネ博士の植物=芳香療法」
③マルグリット・モーリー:フランスのアロマテラピーに影響を与えた
④「ル・キャピトル…ジュネス」:シデスコ賞