ポリポットや支柱など
ハーブは強健なものが多く、それほど身構えて臨む必要はないのですが、ハーブ栽培に必要な道具類を紹介します。
スコップ1本とジョウロあれば十分とはいえ、場合によってポリポットや支柱などが必要となってくる場合もあるでしょう。
どうしても種から育てたいが直接土に植えるとなかなか難しい、という場合は、ポリポットを使うと便利です。
ポリポットとは育苗用として一時的に使用するポリ塩化ビニール製の植木鉢(ポット)のことで、3~3.5号(9~10.5cm)が一般的な大きさです。
大量に利用する場合は置き場所に困ることもあるため、専用のトレーに収納して管理すると良いでしょう。
ポリポットから植え替える際は、移殖ゴテを使うと便利です。
他にも、株が高くなるもの、つる性のものを育てる時の支えとして支柱を準備したり、病害虫対策で霧吹きが必要になることもあります。
グッズでも楽しめるガーデニング
ハーブはただ育てるだけでも楽しいものですが、最近ではユニークなデザインのガーデニンググッズも増えてきており、色々飾り付けると面白いです。
例えば、鉢やプランターをジブリやディズニーなどのキャラクターがデザインされたものにしてみると、雰囲気がだいぶ変わります。
庭や部屋のインテリアとしても役立つものも多いので、ハーブとともに様々なガーデニンググッズも楽しんでみてください。
ハーブだけでちょっと寂しく感じた場合は、ガーデンオブジェがおすすめ。
昆虫やカエル、小動物などかわいらしい置物のほか、モアイや天使、土から出てくるゾンビなど一風変わったガーデンオブジェも売られています。
また、キャラクターのデザインされたジョウロを使えば、ハーブに水を与える時も楽しくなるでしょう。
夜は、ガーデンライトを照らしてみるといつもと違った雰囲気が出てきます。ソーラー電池で昼間に充電し、夜暗くなると自動的にランプの付くタイプのものが多いです。
ガーデニングお役立ちグッズ
他にも、ガーデニング作業が楽になるお役立ちグッズがたくさんあります。
例えば、フィールドカートを使えば、タイヤが付いているので座りながら作業ができます。
さらに、中は収納ボックスになっており、必要なものがすぐ取り出せるようになっているのでとても便利です。
水をまく時のホースは、使ったあと片付けようとするとこんがらがってしまい面倒なことが多々ありますが、コイルホースであれば初めかららせん状になっているので混線することはありません。
ホースの巻取りは不要なうえ、軽量仕様となっており、デザインもカラフルなものが出てきています。
雑草取りでは、「草抜くぞう」のような雑草取りに特化したグッズを使うと根元から雑草を引き抜くことができるので便利です。
類似品として、「草取り一番百発百中」や「根抜き一番」もあります。
少し家を空けてしまう場合などには、給水グッズを置いておくと便利。
ホースをペットボトルに入れると、毛細管現象による浸透で自動的に水を少しずつ与えてくれるので、安心して外出することができます。
これには、ペットボトルへ直接装着して逆さまにし、土に刺して使用するタイプもあります。
このように、最近では様々なガーデンニングの便利グッズが販売されているため、ハーブを育てる際にも活用してみてください。