【学 名】 | Hibiscus sabdariffa |
【分 類】 | アオイ科・ヒビスクス属 |
【別 名】 | ローゼル、ローゼリソウ、 |
レモネードブッシュ | |
【種 類】 | 一年草 |
【草 丈】 | 2m |
【原産地】 | 西アフリカ |
ハイビスカスの特徴
東京オリンピックの時にブーム
ハイビスカスというと「南国のトロピカルな赤い花」を連想しますが、観賞用に品種改良されたもので、食用にはローゼル種を用います。
観賞用のハイビスカスは木なので、食用や飲用にはなりません。色の濃い中国産や、酸味が強いスーダン産などがあります。
東京オリンピックのマラソンで優勝したエチオピアのアベベ選手やドイツの陸上選手が愛飲していたことから注目されだしました。
一般的にイメージされるハイビスカスは、上写真のように雌しべが長く伸びたタイプですが、これは観賞用や沖スロのモチーフに使われるものでお茶にはできません。
夏の暑い日にぴったりのハイビスカスティー
ハイビスカスティーは酸味のあるルビー色のティーで、のどの渇きを癒す最適な飲料となります。
ビタミン類やクエン酸を含み、 カリウムが多いため利尿作用もあります。 ローズヒップと同重量を基本にブレンドすると美味です。
新陳代謝をよくし体をアルカリ性にし、便通を整えます。浸出液は肌を中性に保つ収斂性ローションになります。
ハイビスカスの育て方
家庭で栽培するのは温室がないと困難
日の当たる肥沃で保水力のある土壌を好みます。
春に種子をまいて育てますが、もともと熱帯植物なので暖かくなってからでないと失敗します。
また、ハイビスカスの花は気温10度で生長が止まり気温5度で枯れるので、家庭で栽培する場合は温室がないと困難です。