【学 名】 | Angelica archangelica |
【分 類】 | セリ科・シシウド属 |
【別 名】 | エンジェルズプラント |
【種 類】 | 二~多年草 |
【草 丈】 | 2m |
【原産地】 | 北/南ヨーロッパ・西アジア |
【精油成分】 | フランドレン、アンゲリシン |
アンゼリカの特徴
名前の由来は、大天使(アークエンジェル)ミカエル
アンゼリカの名前の由来は、大天使(アークエンジェル)ミカエルの記念祭の日のころに花を咲かせるところから来ています。
大天使ミカエルは、悪と戦う守護天使としての役割を持ちます。
開花期には茎が伸びて2mくらいになります。葉は3出羽状複葉で、裂片は卵円形で鋸歯があり、根生葉は大きく50cm以上になります。
花は淡緑色で、複散形花序に半球状につきます。
根の精油にフランドレン、アンゲリシンを含んでいて、ヨーロッパでは根茎を鎮静、鎮痛薬として不眠症やヒステリーに使われてきました。
リキュールやケーキに
リキュールの重要な香料の1つであるほか、ケーキの上に乗っている緑色、ゼリー状のものもアンジェリカといいます。
日本ではアキタブキを使っていますが、もとはアンゼリカの葉柄を砂糖漬けにしたもので、ヨーロッパではこれを使っています。
アンゼリカの育て方
冷涼地の植物で、半日陰の場所が適している
アンゼリカは新しい種子をまくと発芽するのですが、発芽率が悪いので、あまり見かけません。
冷涼地の植物で半日陰の場所が適しており、株ぎわはワラなどで覆っておきます。