ハイビスカス Hibiscus ~夏の喉の渇きをいやすのに最適です~

利用部分花    
利用法ハーブティー美容健康
【学 名】Hibiscus sabdariffa
【分 類】アオイ科・ヒビスクス属
【別 名】ローゼル、ローゼリソウ、
 レモネードブッシュ
【種 類】一年草
【草 丈】2m
【原産地】西アフリカ
  • ハイビスカス1
  • ハイビスカス2
  • ハイビスカス3

ハイビスカスの特徴

東京オリンピックの時にブーム

観賞用ハイビスカスハイビスカスというと「南国のトロピカルな赤い花」を連想しますが、観賞用に品種改良されたもので、食用にはローゼル種を用います

観賞用のハイビスカスは木なので、食用や飲用にはなりません。色の濃い中国産や、酸味が強いスーダン産などがあります。

東京オリンピックのマラソンで優勝したエチオピアのアベベ選手やドイツの陸上選手が愛飲していたことから注目されだしました。

一般的にイメージされるハイビスカスは、上写真のように雌しべが長く伸びたタイプですが、これは観賞用や沖スロのモチーフに使われるものでお茶にはできません。

夏の暑い日にぴったりのハイビスカスティー

ハイビスカスティーハイビスカスティーは酸味のあるルビー色のティーで、のどの渇きを癒す最適な飲料となります。

ビタミン類やクエン酸を含み、 カリウムが多いため利尿作用もあります。 ローズヒップと同重量を基本にブレンドすると美味です。

新陳代謝をよくし体をアルカリ性にし、便通を整えます。浸出液は肌を中性に保つ収斂性ローションになります。

ハイビスカスの育て方

ハイビスカス年間表

家庭で栽培するのは温室がないと困難

日の当たる肥沃で保水力のある土壌を好みます。

春に種子をまいて育てますが、もともと熱帯植物なので暖かくなってからでないと失敗します

また、ハイビスカスの花は気温10度で生長が止まり気温5度で枯れるので、家庭で栽培する場合は温室がないと困難です。

関連記事

  1. サフラン Saffron ~ハーブの中でもとりわけ高価~
  2. エルダー Elder ~染料から食用まで、全草を使います~
  3. ボリジ Borage ~ワインに浮かべると花の色が変わる~
  4. サントリナ Santolina ~防虫効果でポプリに最適~
  5. レモンバーム Melissa ~育てやすく爽やかなレモンの香り~…
  6. ラベンダー Lavender ~真っ先に思い浮かぶ「ハーブの女王…
  7. アロマティカス Aromaticus ~香りのする多肉植物ハーブ…
  8. コリアンダー Coriander ~タイ、ベトナム料理に欠かせな…
0 0 votes
記事の評価レート
更新通知を受け取る »
guest
0 コメント
Oldest
Newest 最多投票数
Inline Feedbacks
全てのコメントを見る

ハーブの不思議な話

おすすめ記事

【ハーブ7選】初心者でも育てられるハーブをランキングで紹介

育てやすいハーブとは「ハーブを育てる」と聞くと、なんだか丁寧に育てないといけないような印象を抱き…

カモミール Chamomile ~甘いリンゴの香り、抗アレルギー~

【学 名】Matricaria necutita、Chamaemel…

ハーブと野菜を一緒に植えるコンパニオンプランツ

コンパニオンプランツとは ハーブを単独で楽しむのはもちろんなのですが、ハーブ類と野菜類をうまく組…

ハーブとは何か

ハーブとは何か地球上の、山や森、野の草、緑の芝生、花壇の草花、熱帯雨林にある植物……。 いっ…

アロマテラピーのメカニズム

精油が心身に作用する経路アロマテラピーで精油(エッセンシャルオイル)を利用すれば、私たちはリ…

人気記事

  1. 【ハーブ図鑑】ハーブの名前や種類、育て方、効果・効能
  2. 精油(エッセンシャルオイル)の抽出方法
  3. 用途別 ハーブ効能一覧

記事ランキング

カテゴリー

おすすめ記事

PAGE TOP
0
質問やコメントをどうぞ!x